1.描写のコツ
以下の写真の風景を描写してみましょう.
道から描写できた人は慣れてます.
竹から描写した人は考えてみましょう.
プレイヤーは「竹があり」と聞くと,「あ,進めないのかな?」と思うでしょう.
探索者にとって大切なことから描写する事が大切です.
「道がまっすぐ伸びており,その脇には青々とした竹が,空を覆い隠す程に伸びています.」とかが良いのではないでしょうか.
あと,描写は探索者の目線で語るようにしましょう.つまり探索者が見ている情景を思い浮かべ,特徴的な部分から述べるのです.
2.情報の要約
CoCにはよくプレイヤー資料が出ますが,これをキーパーが要約し,プレイヤーに理解させる必要があります.
これは極端な例ですが… 意味わかんないですね.
「要するに日本神話には闇の男神一族と光の女神一族がいて,その末裔の子供は闇と光が合わさり最強に見える.黄昏の天使になると地球を支配するって書いてます.」と,伝えてあげる必要があります.
この辺の能力は慣れですが,シナリオを読んでるキーパーがしっかり要点を抑えてあげるべきです.
3.ロールのコツ
プレイヤーの提案にはダイスを課しましょう.
逆に,誰がやっても結果の変わらないローラー探索の判定は,極限まで削りましょう.
ロールが成功して嬉しいのは,最初の数セッションです.
それ以降,不要な判定はストレスになります.
「ここ目星」「ここ図書館」「ここ目星」「ここ目星」みたいなのはダメです.
プレイヤーの提案(いわゆるマンチプレイ)にはダイスを通しましょう.
じゃないと,何でもありになってしまうので.
そしてロールが通れば通しましょう.シナリオの想定から多少外れても,その方が面白いです.