【クトゥルフ神話trpg】電子書籍のお話

ファ〇キチさんの発言で有料PDFシナリオを非公開にする方が多いですが…結論を言うと「紙媒体がセーフで,電子書籍がアウト」という論理的な理由はありません.

紙媒体は印刷費の補填目的で金を取ってよく,PDFは丸儲けだから… というのは嫌儲の考えでり,著作権の面から言うと,どちらも同じ"グレーゾーン"です.

 

そして,電子書籍"だから"が訴えられる可能性ですが… "ほぼ"ないと言ってよいでしょう.仮に著作権侵害電子書籍が訴えられるとすれば,紙媒体もセットです.

もしそうなった場合,同人(ニコニコ・Pixiv)が中心で広がった"日本のクトゥルフ神話trpg文化"は完全に破壊されるでしょう.

(注:これは"二次創作としてのシナリオ販売"のお話です.ルールブック無しでプレイできる程にCoCのルールを解説した同人誌を出したとかは別問題です)

 

ケイオシアムがある米国と,日本の同人事情は異なります.というか国ごとに文化が違うので,ケイオシアムはその辺りの権利を全て各国の発売元に丸投げしています.

日本での権利関係についてケイオシアムに質問すると,帰ってくる答えは「知らないよ!日本の事はアークライトに質問してくれ!」です.

つまり,日本語でCoC6版をプレイするのであれば,日本公式の判断に従うべきなのです.

公式にこれやっていいですか?って絶対に聞くなよ?公式はダメとしか言えないからな!!!

 

例えばですけど,ケイオシアムは「シナリオの無料公開は許可を取ってね」と言ってます.公式ライターの内山先生はホームページでシナリオを公開してます.ケイオシアムは「シナリオの有料配布はダメだよ!」って言ってるけど,アークライトはコミケに参加してます.つまりそういう事です(察そう).

 

まぁもし仮に何か訴えられることがあったとしても,その前に明確に二次創作ガイドラインが出されるでしょうから,出所の不明な不確定な情報で必要以上に魔女裁判に怯える必要はありません.

ただし,「怒られなければセーフ」と「怒られるまでやる」は別です.怒られないようにしましょう.ようは"節度を守ってやれ"って事です.