コズミックホラーの恐怖

人間が地球の支配者と仮定して、なぜ微生物は滅びていないのか。

 

ここで、微生物が滅びた場合、人間も滅びる、という話は置いておき、

人間は大抵の場合、「微生物に無関心」であるからです。

 

広大な宇宙の中の、砂漠の中の1粒の砂のような地球。

その表面にいる塵にような人間がなぜ滅びずにいられるか。

それは宇宙の支配者が「人間に無関心」であるからです。

 

これがコズミックホラーです。

 

 

 

 

 

ところで、人間はなぜ生きているのでしょうか?

ある意味で哲学的な問題ですが、

科学的な面から考えれば、人間にとっては膨大な地球の歴史の中で、

生命が誕生し、遺伝子を交換するもの、より自然に適応したものが残ったという事です。

 

これはある種の必然であり、また素晴らしい偶然なのですが、今もいくつもの種が滅び、いくつもの種が生まれています。

滅びた種は大抵、環境の変化に対応できなかったものです。

 

今もいくつもの種が滅び続けているのです。

それも、人間にとってはささいでも、その種にとっては致命的な理由で。

 

 

宇宙の支配者にとってはささいな理由で人間は滅びます。

それがなぜ明日ではないと言い切れるのでしょうか?

確かにそれは恐ろしく小さな確率でしょうが、0ではありません。

 

これがコズミックホラーの恐怖の根源なのです。