【CoC】よくわかる推奨技能の話

最近のCoC界隈の議論の的として、推奨技能の話があります。

"推奨はあくまで推奨"や"クリア法のネタバレになる"など、 

様々な意見が交わされていますが、今日はそれについて書きたいと思います。

 

まず、なぜ推奨技能は必要なのか。

これについては、推奨は活躍の場を与える為に出すべきだ、という意見や、

それならその技能を取れる職業をHOを与えるべきだ、などという意見がありますが、

特定技能に成功しないと詰むクソシナリオ

ひとつ、例をあげましょう。

クトゥルフ募集

シナリオ「ダニッチに潜む怪」

募集:4名 ボイセ

 という募集があったとします。

 

プレイヤーはこれだけの情報で、

「ああ、1920年代のシナリオでダニッチに行くんだな」と分かります。

なら武器による戦闘が不可避な事は明らかですし、

ダニッチに向かう勇敢な探索者を作成するでしょう。

 

"拳銃","ライフル","自動車"辺りに技能値ポイントを振った後、

田舎町ダニッチで"信用"は役に立つだろうか、

"投擲"でダイナマイトを投げてやろうか… と考える訳です。

 

そして次の例です。

クトゥルフ募集

シナリオ「ようこそ」

舞台:現代日本 

募集:4名 ボイセ

どんなシナリオか予想がつきますか?

つかないでしょう。シナリオ名が悪い

 

極端に悪くいってしまえば、1920年代のシナリオは、

調査→戦闘という流れがほとんどです。

 

しかし、現代日本のシナリオは良い悪いは別として、

様々な方向に進化(退化かもしれませんが)しています。

 

奇妙な共闘のように調査→戦闘の基本を守ったものかもしれませんし、

いきなりニャルラトホテプの作った空間に閉じ込められるかもしれません。

はたまたKPお気に入りのNPCと会話するだけだったり、

一本道で朗読を聞くだけかもしれません。それ以上のゴミの可能性も。

 

ハーベイは「ようこそ」は洋館に誘われる調査→戦闘タイプのシナリオと思い、

職業を警察にし、拳銃や組みつき、武道を取得しました。

しかし、オフで拳銃を持っていた為、導入で職務質問され銃を取り上げられ、

物語中盤まで留置される事となってしまいます。

更にシナリオに神話の影は無く、突如現れたNPCの機嫌を取る為、

芸術(料理)を取っていなければ活躍の場がほとんどありません。

ハーベイくんは5時間のセッションで初期値以外の技能を振る事ができませんでした。

 

という事もあり得る訳でして…

すなわち、現代日本は1920年に比べシナリオが傾向読みづらいのです。

 

そうした時に、推奨技能があると、話が変わってきます。

クトゥルフ募集

シナリオ「ようこそ」

舞台:現代日本

推奨技能:御三家,芸術(料理),芸術(ネタ技能)

募集:4名 ボイセ

 このように書かれていれば、ハーベイも地獄を見ることがありませんし、

何より、その時間でゼルダをプレイできたのです。

 

 

 

 

 

現代日本はシナリオによって使う技能が大幅に異なります。

その為に推奨技能が存在します。

 

没個性になる、役割演技の意味とは?

ダイスを振る楽しみはない、演技がしたいだけ、そういう意見もあるでしょう。

 

しかし、それでも推奨技能は必要な文化… なのかもしれません。