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【CoC】"とりあえず目星"の何がダメか

昨日trpgユーザーさん達と話し合いました。折角なので書いておきます。

なお先に"trpgに正解はなく、プレイヤーが面白ければ何でもよい"という、

最も大切なルールがある事は先に言っておきます。

 

つまるところこれは私の意見であって、

納得がいかないのなら一切聞き入れる必要がないという事です。

 

まずルールブックP30、イントロダクションに、

キーパーに指示されて行う技能ロール

という一文がある。

 

CoCの動画などでは「〇〇技能を振ります。」とプレイヤーが提案する場面が多々あるが、あれは本来間違いという事である。

技能ロールとは本来、キーパーが指示するものなのだ。

 

プレイヤーはまず行いたい事を宣言する。

キーパーはそれを可能かどうか判定する。

可能なら行わせるだろうし、不可能なら「それはできないよ。」と言うだろう。

可能か不可能かの判断が難しい時、その判定に使うのがダイスなのだ。

 

故に、目星の(ルールとして)正しい処理は、

プレイヤー「この部屋に他に怪しいものがないか調べるよ。」

キーパー「うーん、君はこの事に気づけるかな?<目星>で判定しよう。」

となるのだ。

 

もしかするとその事はダイスロール無しで気づける事かもしれない。

それならキーパーは無条件で情報を出すかもしれない。

良い例として、

プレイヤー「じゃあ僕は机をくまなく調べるよ。」

キーパー「では君はその机にある古い血痕を見逃さないだろう。」

 といった感じである。

ここで仮に「机に目星します。」とプレイヤーが宣言してしまうと、

キーパーは「じゃあ君は机をくまなく調べるという訳だ、それなら目星ロールは必要ないよ。君は机にある古い血痕に気がつくね。」と、

先ほどの数倍の分量でプレイヤーに情報を伝えなければならない。

 

確かにこの差は小さいかもしれない、

しかし、trpgとは基本的にある程度長い時間を必要とする。

部屋数は10を超える事もままある。その全てでこの処理をしていたらどうだろう。

それはかなりの時間を無駄にしてしまうのではないだろうか?

 

プレイヤーからすれば「調べます。」といい、あわよくばノーダイスで情報を得られる。

キーパーからすればいちいち「目星は必要ないよ。」と説明する手間が省ける。

"とりあえず目星"をしない事はお互いにメリットがあるのだ。

 

もちろんこれは目星を振るな、という意味ではない。

探索技能はCoCにおいて最も大切な技能の一つだ。

ただ、自主的に振るべきではない、という話である。

 

補足として聞き耳にも同じ事が言えるだろう。

扉の前でいちいち聞き耳を申請する必要はないのだ。

「扉に警戒しつつ近づくよ。」と言えばいいのだ。